導入事例

社会的な要因による物価高が続く中、それまで食事をお願いしていた地元企業から値上げの通達が届きました。諸経費の高騰に対して、ご利用者様の収入が上がっているわけではなく、値上げに踏み切るか悩みましたが、企業努力でどうにかなるのであればという思いから、食事サービスを見直すことにしました。いろいろなサービスにあたる中で、目を引いたのがダスキンヘルスケアさんのサービス。他社に比べて料金が魅力的だったのと、メニューの豊富さ、安定的に供給いただける安心感があり、お願いすることにしました。
私どもが運営する２つの施設で「彩食膳」と「朝めしまえ」を導入したところ、コスト面は大幅に改善。おかげさまでご利用者様からいただく食費を据え置くことができました。また、「彩食膳」はメニューが豊富で、やわらか食やムース食、ミキサー食なども用意されているので、ご利用者様やご家族の選択肢が増えたことも大きなメリットです。さらに、何より味が良いことに皆さん喜んでおられます。以前は食べ残しが多く、残った物をまとめて廃棄するのは、スタッフにとって大きなストレスになっていたのですが、その量が大きく減ったことで、スタッフからは「精神的に楽になった」という声が上がり、私どもも喜んでいます。
生産性を高めながら、介護の質を上げることは困難なこと。でも、今回の食事サービスの見直しを通じて、その課題がひとつ解消されました。